ササニシキの運命やいかに!
山形・鮭川村より竹田センター長、野尻係長が静岡にみえました。まもなく収穫をむかえる田んぼの報告ということで、お米屋さんが集まっての意見交換会となりました。
そのなかで、「ササニシキ」の状況についての討論がありました。数年前までササニシキは生産量が少なく、米屋さんも販売数量を大幅カットされるような状況でした。そのため、ぜひササニシキを作ってもらうよう、お願いしにいったことまであります。
ところが、ササニシキの販売数量が減ってくる中で、逆に余ってしまうようになっているのです。もちろん、別の品種を植えればよいのですが、このササニシキの主な生産地域である上絵馬河地区は、このササニシキに合う条件の土地であることや、病気に弱く生育が難しいササニシキは、一旦やめてしまうとその栽培技術が伝わらなくなり、消滅してしまう恐れがあると言う事です。
さっぱりした口当たりが特徴のササニシキ。なんとかファンを増やす方法を考えたいです。
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